こんにちは。アイスというキーワードにめっぽう弱いコンビニアイス評論家、アイスマン福留です。
突然ですが、皆さんはアイスランドのアイス、「アイスランドアイス」をご存じでしょうか。
インターネットで検索しても、めぼしい情報は見当たりません。
そんなアイスランドアイスが食べられるイベントが開催されるという情報をキャッチ!
そのイベントは、「アイスランド総合研究所(氷総研)設立記念パーティ」、アイスランド大使館で開催されるとのこと。
さっそく、取材の申込みをして潜入してきた。
駐日アイスランド大使のハンネス・へイミソン氏(右)と、大使夫人(右)
参加人数は70~80名くらい。
今回集まった人たちは、アイスランドを心から愛する熱狂的なアイスランドファンばかり……。
いかん。僕はアイスランドを愛する人ではなく、アイスクリームを愛する人。
なんでしょう、この場違い感は……。
イベントには、タレントのふかわりょう氏も参加されていました。
同氏は、大のアイスランド好きとして知られています。
毎年アイスランドをおとずれ、彼が5年間にわたって書き綴ったアイスランド旅行記「風とマシュマロの国」は書籍化もされている。
そういった活動が、アイスランドの認知拡大と魅力発信に多大なる貢献をしたとし、その功績が認められ、この日アイスランド総合研究所の「名誉教授」として就任が決定。
彼のアイスランドへの想いは深く、「移住も考えている」と語っていた。
その後、会場にはたくさんのアイスランド料理が続々と登場。
アイス、アイスはまだか……。
30分ほど待っていると、ついにアイスランドアイスが登場!
見た目は、普通のアイスクリーム。色は黄色っぽい。
なんとこのアイス、大使夫人お手製なのだとか。作っているところを見たかった!
見ためは普通のバニラアイス。バニラというよりもミルクアイスといった感じでしょうか。
食べてみると…、超濃厚!アイスランドの牛乳と生クリームを使った濃いめの味わい。
ミルクの深いコクと、やや粘り気のあるクリーミーな食感が特徴的。
思ったよりも甘さは控えめ。これなら、甘いものが苦手な人でも食べられそう。
アイスランドアイスは、アイスの中にお菓子を混ぜて食べるのが一般的なのだとか。
今回は、砕いたアイスランドチョコレート(ミルクチョコ & ミントチョコ)がたっぷりと混ぜてありました。
ずっしりとしたボディー感のあるミルクアイスと、チョコレートのポリポリとした心地良い食感がクセになる。
くちどけも最高!気づけば5個も食べていました。
アイスランドでは、伝統的なキャンディ『リクリッシュ(リコリス)』を混ぜて食べたり、
もしくは今回のように、アイスランドチョコレートを混ぜて食べるのがアイスランド人の間では定番なのだとか。
この混ぜものによって、アイスランドアイスのイメージは大きく変わると思います。
今回食べたものは、とにかくおいしいアイスでした。
単純に、大使夫人の料理の腕前が素晴らしかったのかもしれませんが…。
今回、運よくアイスランドアイスにありつけましたが、普段はどうしたら食べられるのかは不明です。
その辺は、アイスランド総合研究所(氷総研)に問い合わせてみてください。
今後また、アイスランドアイスを食べられる機会があるかもしれませんよ。