喫茶店のドリンクメニューの定番ミルクセーキ
ミルクセーキは昭和時代の喫茶店の定番メニューでした。また、自動販売機で缶入りのミルクセーキ(飲料)もよく飲みましたね。
長崎のご当地スイーツ「食べるミルクセーキ」
長崎ではチャンポン、しっぽく料理など独自の食文化が根付いています。その中で県外の人に意外と知られていないのがご当地スイーツのひとつである「食べるミルクセーキ」。長崎市内を歩くと「長崎名物ミルクセーキ」と書かれた看板を出す喫茶店やレストランが多く見られます。ミルクセーキといえば一般的には「飲み物」ですが、長崎ではスプーンで食べるシャーベット状の氷菓子「食べるミルクセーキ」が主流です。地域に根付くかき氷としては、鹿児島の「白くま」、沖縄の「氷ぜんざい」といったカテゴリに分類されるでしょう。
「食べるミルクセーキ」が食べられるお店。発祥店舗として有名な「ツル茶ん 本店」。他にも操業施設などにも出店をしており手軽にミルクセーキが楽しめる カフェ&バー「ウミノ」、個性派のアンティック喫茶&食事「銅八銭 (どうはっせん)」ほかにも色んな喫茶店やレストランなどでも提供しています。
お店によって見た目も味も違いますが、基本的には卵と牛乳、れん乳などをベースに粗い氷の粒をたっぷり加えた氷菓です。つくる機械もお店によって業務用の氷削機、ミキサーなどまちまち。地元の名物「茂木びわ」をはじめ、バナナやチョコレートなどフレーバーを展開しているお店も。
2016年に長崎に行った際にはじめて知った「食べるミルクセーキ」。季節によって提供していないお店もあるかと思いますが、長崎観光に行った際は是非食べてみてください。