こんばんは!アイスマン福留です。
コンビニアイスの定番として愛されている森永製菓の「パリパリサンド」が、環境に配慮した新パッケージでリニューアル登場しました。
森永製菓『パリパリサンド』
注目すべきは、アイス本来の味わいはそのままに包装のプラスチック使用量を大幅カットした点。その進化を徹底解剖していきましょう。
プラスチック使用量73%削減の英断
「パリパリサンド」といえば、2019年の誕生以来、そのユニークな見た目と間違いない食感・味わいで私たちを魅了してきた逸品。今回のリニューアルでは、これまで商品の形状維持に必要不可欠だったプラスチックトレーを完全廃止。品質改良と製造技術の進化により、トレーなしでも形状保持が可能になりました。
パッケージ正面に据えられた緑色の「ecoパッケージ」のロゴ。その下には「プラスチック使用量を約73%削減しています(当社従来品重量比)」の文字。トレー廃止に加え、袋のサイズまで最適化することで、年間約85トンものプラスチック削減を実現する見込みとのこと。
パッケージの鮮やかなブルーとゴールドの配色は健在。「チョコ重なるパリパリ食感」のキャッチコピーとともに、アイスの魅力を視覚的に訴えかけてきます。海洋プラスチック問題が叫ばれる昨今、アイス業界でもサステナビリティへの取り組みが加速しています。
手のひらサイズの円盤状。絶妙な焼き色のビスケット
パッケージからアイスを取り出します。以前はプラスチックトレーに納まっていましたが、今は袋から直接取り出せるため、より手軽に。
ビスケットの表面は、均一で美しいきつね色。これこそ、森永製菓が100年以上にわたって培ってきたビスケット製造技術の賜物。この絶妙な焼き色は、「ムーンライトソフトケーキ」を彷彿とさせる美しさ。
コンパクトながらも満足感あふれる絶妙サイズ感
内容量は65mlと、手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズ。
2021年に70mlから60mlへ減少後、2023年からは65mlに増量調整され、現在のサイズに落ち着いています。
三位一体の味覚ハーモニー!職人魂が生み出す究極の食感
一口かじると、しっとりとした食感のビスケットが心地よく唇に触れ、次いでバニラアイスのなめらかな口当たりとチョコレートのパリパリ食感が重なり合います。
ビスケットには、フランス・ロレーヌ地方産の岩塩が使用されており、これがビスケットの甘さと香ばしさを見事に引き立てています。決して主張しすぎることなく、アイスとチョコレートとの味わいを絶妙にまとめあげる名脇役ぶりは見事の一言。バニラアイスはアイスミルク規格で、濃厚でありながらしつこさのない配合。チョコレートは冷たい状態でもパリパリとした食感を実現。
口の中でビスケット、チョコレート、バニラアイスが溶け合う瞬間の幸福感は、言葉では言い表せないほど。パリパリチョコの心地よい食感と、バニラアイスのまろやかな甘さのコントラストが絶妙で、何度食べても飽きないおいしさ。
芸術的な断面美!幾重にも重なるチョコとアイスのゼブラ模様に感動
断面は真っ白なバニラアイスと濃褐色のチョコレートが幾重にも重なり合う、まるでゼブラ模様のような芸術的な断面です。
この構造美は森永製菓の技術の結晶。「パリパリバー」や「しましまうまうまバー」を思わせるこの層構造は、まさに職人技の極みと言えるでしょう。
美しい断面が、クオリティの高さを物語っています。
製造所は「日進乳業株式会社 アルプス工場」。長野県駒ヶ根市に位置するこの工場は、美しい南アルプスの麓で清らかな水と空気に恵まれた環境にあります。
パリパリ食感はそのままに、環境への配慮をプラス。
「パリパリサンド」のリニューアルは、アイス本来の味わいはそのままに、環境負荷を低減するという、まさに時代の要請に応えた進化と言えるでしょう。
トレーを無くしたことで、袋から出さずにそのまま食べられるようになり、より手軽に楽しめるようになりました。
パリパリ党の皆さま、環境に配慮しながらも変わらぬおいしさを届けてくれる「パリパリサンド」を、ぜひ一度お試しください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!