こんにちは!アイスマン福留です。
今回はフタバのクッキーサンドアイスの最新作をご紹介します!
フタバ食品『キャラメルクッキーサンド』
現在、全国のローソンをはじめ、スーパーマーケットなどで販売中。オレンジ基調のパッケージが目を引くこの一品は、フタバが誇る「アイスクッキー」シリーズの進化形として登場したプレミアムラインといったところでしょうか。庶民的な価格帯で親しまれてきたアイスクッキーの系譜を引きながらも、一段上の美味を追求した意欲作といえます。
黄金色に輝くパッケージに秘められた贅沢な構成
パッケージは鮮やかなオレンジをベースに、下部には爽やかな水色のアクセントが施されています。アメリカンテイストの「Caramel Cookie Sandwich」のフォントと共に、クッキーの断面図が大きく描かれ、ビターキャラメルソースとキャラメルアイスの層が視覚的にも楽しめる工夫がなされています。左上にはおなじみのフタバ食品(FUTABA)のロゴマークがさりげなく配置されています。パッケージ全体から感じる温かみのあるキャラメルカラーは、中身の美味しさを予感させる絶妙なデザインです。
手のひらサイズの円形サンド
開封すると現れるのは、円形型のサンドアイス。両面に施された幾何学的なジグザグ模様の中央には「SABLE」の文字が刻印され、フランス発祥のサブレクッキーを想起させます。
内容量は65mlとコンパクトながらも、バターの香りが豊かに漂うクッキーで挟まれた構成は、食べる前から期待値を上げてくれます。
クッキーサンドを半分に割ってみると、美しい断面が現れます。外側のクッキーも程よい厚み。間にはキャラメルアイスがサンドされています。そしてアイスの中心部には、ローストアーモンドの粒々が見える濃厚なビターキャラメルソースが。
奥深いキャラメルの世界へ誘う絶妙な味わい
では、実食。一口かじると、香ばしいバタークッキーの風味がふわっと口いっぱいに広がります。続いて、ミルキーな甘さのキャラメルアイスがひんやりと溶け出し、そして中心のビターキャラメルソースが濃厚な風味と共に舌を包み込みます。このソースにはローストアーモンドの小さな粒が混ぜ込まれており、食感のアクセントとナッツの香ばしさが全体の味わいを引き立てています。
キャラメルアイスにはロレーヌ産の岩塩が使われており、この塩味が甘さを際立たせるとともに、キャラメルの複雑な風味をより深く引き出しています。甘さだけではない、大人の味わいを演出する絶妙な塩加減からは、プレミアムな美味しさが感じられます。
クッキー部分はアイスの水分を適度に吸収し、しっとりとした食感を生み出しています。硬すぎず柔らかすぎない絶妙な噛み心地がたまらず、アイスとクッキー、ソースのバランスが見事に調和。最後の一口まで美味しさが持続する点も、この商品の魅力と言えるでしょう。
老舗の技が光る。栃木から全国へ届ける職人の味
販売者はフタバ食品。製造を担うのは、フタバ食品グループの東北食品株式会社です。岩手県紫波郡矢巾町に拠点を置き、フタバ食品のアイス製造を担う重要な生産拠点となっています。販売元のフタバ食品株式会社は、栃木県宇都宮市に本社を構え、「サクレ」や「ダンディー」などのヒット商品を世に送り出してきた老舗アイスメーカーです。
価格は183円(税込)と、シリーズとして値上がりはしているものの、それでも200円を切る手頃さが魅力。昔から駄菓子屋のアイスコーナーで親しまれてきたフタバ食品のアイスは、赤城乳業と並んで庶民の味方という印象がありますが、このキャラメルクッキーサンドでは一歩進んだ味わいに挑戦しています。それでいて庶民的な価格帯を維持している点は、長年のファンにとっても嬉しいポイントといえるでしょう。
「キャラメルクッキーサンド」は、香ばしいクッキー、コクのあるキャラメルアイス、濃厚なビターキャラメルソース、アーモンドの食感と香りが絶妙で、一口食べるごとに違った表情を見せてくれるサンドアイスです。2018年に発売された「クッキーパーラー 全粒粉クッキーサンド」や「ハニーミルクアーモンドサンド」など、フタバ食品のクッキーサンドシリーズの経験と技術が集約された一品です。
小腹が空いた時のおやつとしても、ちょっとした気分転換としても、このキャラメルクッキーサンドは絶好の一品。コンビニやスーパーで見かけたら、ぜひ一度食べてみてください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!