こんにちは!アイスマン福留です。
ロッテ「The チョコレートバー」レビュー
アイスバーの世界にまたひとつ、チョコレートの魅力を極めた一本が誕生しました。ファミリーマート限定・数量限定で登場したロッテの「The チョコレートバー」。高級感あふれるパッケージと、シンプルながらも計算し尽くされたチョコとバニラの組み合わせが特徴です。
パッケージデザイン
高級感あふれるパッケージ。化粧箱仕様で、金色のラベルが堂々と「The チョコレートバー」と謳っています。深いブラウンの背景にとろけるチョコレートのシズル感あるビジュアルが配され、視覚からも濃厚さを予感させます。側面には「マダガスカル産カカオ豆使用」という表記があり、品質へのこだわりが伝わります。
箱を開けると、シンプルな透明の個包装に包まれたアイスバーが登場します。余計なデザインを排除し、中身で勝負するという自信が感じられる仕様です。
スティック部分には、一部チョコレートが染み込んでおり、細部にまでこだわりを感じます。
アイスの外観
袋を開けると、そこには美しくコーティングされたチョコレートのアイスバー。マットな質感で、しっとりとしたチョコレートが特徴的です。形状はややコンパクトながらも、厚みがあり、しっかりと食べ応えのあるサイズ感です。
しっとり食感のチョコレートこーティング
かじると、チョコレートは「パリッ」と割れるのではなく、しっとりとした口当たりでなめらかに歯が入ります。マダガスカル産カカオ豆を使用したチョコレートは、華やかな香りとほのかな酸味が特徴。舌にじんわりと広がる濃厚なカカオの風味が、まるで上質なチョコレートそのものを食べているかのような感覚を与えます。
バニラアイスは、アイスクリームグレード。コクがありながらも、舌の上でスーッと溶ける上質な口どけです。バニラの香りもふくよかで、マダガスカル産のバニラビーンズが使用されており、通常のバニラとは一線を画す芳醇な風味。チョコレートのビターさとバニラの甘みが見事に調和し、濃厚ながらもくどさのない味わいに仕上がっています。
シンプルゆえの完成度
チョコレートとバニラという、王道の組み合わせ。しかし、この「The チョコレートバー」は、そのシンプルさゆえに素材の良さが際立ちます。濃厚なチョコレートの風味と、なめらかなバニラの甘みが見事に調和し、まるで高級チョコレート専門店で味わうような贅沢な余韻が残ります。また、時間が経つにつれて外側のチョコレートがさらに柔らかくなり、アイスとの一体感が増していくのも特徴。最初のしっとりとした食感から、徐々にとろけるような口どけへと変化するグラデーション食感が楽しめます。
価格とコストパフォーマンス
価格は税込258円。かつてはこの価格帯のアイスバーといえば、ハーゲンダッツやGODIVAといった高級ブランドの独壇場でしたが、最近では一般のコンビニアイスもこの価格帯に進出。品質を考えれば納得の価格設定です。
原材料には、乳製品や卵黄を使用し、アイスクリームグレードとしてのクオリティを維持。さらに、無脂乳固形分9.1%、乳脂肪分11.8%と、アイスクリームとしてのリッチな成分比率もポイント。チョコレート好きにとっては十分に満足できる内容です。
本商品はロッテが販売し、製造は山梨県の冨士食品工業が担当しています。同社はアイスクリームのOEM生産を得意とし、ロッテや協同乳業のアイス製造を請け負うほか、中華まんの製造も手がける実力派の食品メーカーです。
今回紹介した「The チョコレートバー」は、チョコレート好きにはたまらない贅沢な一品です。濃厚なカカオの香りとバニラのコク、しっとりとしたチョコレートの食感のバランスが秀逸で満足度の高い仕上がり。シンプルながらも細部にまでこだわり抜かれた完成度の高い一本です。気になる方は、お近くのファミリーマートでぜひチェックしてみてください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!