こんばんは!アイスマン福留です。
丸永製菓から、プレミアムライン「あいすまんじゅう Dessert」シリーズの新作が登場しました。今回は季節感あふれる『和栗モンブラン』をご紹介します。
丸永製菓『あいすまんじゅう Dessert 和栗モンブラン』
伝統と革新の融合
1962年(昭和37年)の発売以来、60年以上愛され続けている「あいすまんじゅう」。濃厚でクリーミーなアイスクリームと自家製粒あんのハーモニーは、冷やした和菓子を思わせる独特の味わいで多くのファンを魅了してきました。
あいすまんじゅう Dessert
この伝統ある「あいすまんじゅう」シリーズから派生した新シリーズが「あいすまんじゅう Dessert」です。和のアイスをベースにしながら、様々な洋菓子の味わいや食感を一本で楽しめる、新しい発想のデザートシリーズとして2020年に誕生しました。これまでに「モンブラン」「バターキャラメル」「ザッハトルテ」「カヌレ」「クリーム大福」「フロランタン」などのバラエティ豊かな展開を見せてきた同シリーズ。今回、シリーズ第1弾として好評を博した「モンブラン」が、秋の味覚『和栗モンブラン』として装いを新たに登場しました。本商品は秋冬限定のフレーバーとして、北海道、東北、関東甲信越の各地域および一部コンビニエンスストアで販売されています。
パッケージデザイン
和栗をイメージしたブラウンを基調とした、シックで洗練されたデザイン。従来のあいすまんじゅうシリーズとは一線を画すプレミアム感のある仕上がり。
伝統的な梅鉢型を踏襲しながらも、本商品では新たな魅力を付加しています。外層には香ばしいバター風味のチョコレートコーティングを施し、食感のアクセントとしてクッキークランチを配合した贅沢な仕様となっています。
あいすまんじゅう定番の形状。これは丸永製菓が本社を構える福岡県の県花である梅をモチーフにしたもの。下から覗いてみると、その梅の花の形がはっきりと分かります。
サイズは現在85mlと、やや小ぶりな設計になっています。2020年のシリーズ開始当初はずんぐりとした形状でしたが、現在はよりスマートな印象の細長いフォルムへと進化しました。なお、2010年頃の従来版は110mlという内容量だったため、当時を知る方々にとっては、サイズダウンを感じられるかもしれません。これはアイスを取り巻く環境の変化や現代の食生活、ニーズの変化に応じた、商品設計の最適化と言えるでしょう。
本商品の魅力は、まず外層のバター風味チョコレートコーティングから始まります。クッキークランチを練り込んだこの層は、パリッとした心地よい食感と上品な口溶けを両立。この外側の部分だけでも一つの完成されたお菓子のような満足感があります。
メインとなる和栗アイスは、素材本来の香ばしさと深い風味を見事に表現。外層のバター風味チョコレートとの調和は絶妙で、スイーツファンの期待に応える贅沢な味わいです。さらに、クッキークランチがモンブランのタルト生地を思わせるサクサクとした食感を演出し、本格的な和栗モンブランケーキの味わいを再現しています。
そして、あいすまんじゅうの真髄ともいえる中心部には、濃厚でねっとりとした粒餡が詰められています。和栗の風味と餡の上品な甘さが見事に調和し、「Dessert」の名にふさわしい、格上のあいすまんじゅうに仕上がっています。
本商品は種類別「アイスミルク」規格で、価格は216円(税込)となっています。前作の「フロランタン」(税込194円)と比較すると、約11%の価格改定が実施されています。
この価格変更は、昨今の物流費や原材料価格、包装資材費の上昇を反映したものです。ただし、この動きはむしろアイスクリーム業界全体の品質向上への取り組みと捉えることができます。多ジャンルに比べたら安いものでしょう。各メーカーがより付加価値の高いプレミアム商品の開発に注力する中、本商品もまた、その品質と価格のバランスは適正な水準にあると思います。
本格的な和栗モンブランの味わいと食感を見事に再現!秋冬限定の濃厚な味わいです。価格は216円(税込)となります。
販売エリアは北海道、東北、関東甲信越の各地域、および一部コンビニエンスストアに限定。季節・地域限定の特別商品となりますので、食べたい方はぜひお早めに。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!