こんばんは!アイスマン福留です。
今回は、北海道ではおなじみ「セコマ(セイコーマート)」のアイスをご紹介します!
Secoma「北海道とうきびソフト」
この商品は、2022年に北海道の地域密着型コンビニエンスストア、セイコーマート、通称「セコマ」のプライベートブランドとして販売され、好評だったため今年も復活販売されています。
原料には、JAそらち南(本社:夕張郡栗山町)が栗山町と夕張郡由仁町で生産したとうもろこしを製造した「コーングリッツ(とうきび粉)」と、天塩郡豊富町産の生クリームを使用。北海道とうきびの魅力が存分に味わえるソフトクリームタイプのアイスとなっています。
パッケージは、北海道ととうきびの特徴を感じさせるデザインになっており、北海道の企業「セコマ」ならではの商品です。
フタの開け方がイラストでわかりやすく丁寧に解説されています。
手作り感のある、可愛いモコモコフォルムのソフトクリームタイプ。
セコマの強さ
セイコーマートのプライベートブランド「Secomaブランド」ではグループ内の企業で製造北海道産の原材料を主に使っています。北海道で約1,100のセイコーマート店舗を展開するセコマグループの強みは、原材料の調達から製造、物流、販売までの一貫した仕組みを持っていること。また、独自のサプライチェーンを活用し、規格外の地域の農作物も商品化し、食品ロス削減にも貢献しています。例えば、規格外のメロンを使用した「北海道メロンソフト」がセイコーマートで人気を集めています。また、消費期限の延長にも取り組んでおり、食材や保存方法の研究を積極的に行っています。
しっとり食感のコーン革命
コーンのおいしさが衝撃的。本来パリパリで、たまたま買った商品が湿気ってしまったのかもしれませんが(笑)、コーンがシナシナになっていて、まるでクレープを食べているような食感なんです。うーん、これは逆に新しい!通常のワッフルコーンに食べ飽きてしまった人には超オススメです。やわらかいコーンとアイスを一緒にたべる新鮮さに衝撃を受けました!
逆転の発想
アイスメーカーの多くは、コーンの内側にチョコレートコーティングなどを施し、アイスの水分をコーンに伝わらないように湿気を防ぐ努力をしていると思います。本商品も内側にホワイトチョココーティングを施しているものの、生地はしっとりとしています。逆に湿気を吸って柔らかくなっていて、めちゃくちゃうまい!アイスメーカーの皆さん、これを「やわらかクレープ食感コーン」として販売したら、大ヒットするかもしれませんよ。
一口食べれると、ふわりと香る「とうきび(とうもろこし)」の風味!茹でたとうきびのようなやさしい甘さです。赤城乳業「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」を彷彿とさせる味。
原材料には北海道の栗山町・由仁町で生産されたとうきび粉(コーングリッツ)と宗谷管内豊富町産の生クリームを使用したこだわりのとうきびアイスです。「コンポタ味」ってフレーバー名だとインパクトがありますが、「とうもろこし味のアイス」って基本的においしいんですよね!
コーングリッツについて
2017 年に北海道立総合研究機構と JA そらち南の共同研究により、新たな地域食産業として 国産初の「コーングリッツ」の販売事業を開始。2022年より江別製粉株式会社と株式会社N-GRITSにて「コーングリッツ」を製造・販売しています。「コーングリッツ」は、北海道で栽培されているデント・フリント種とうもろこしのうち、畑で完熟させ乾燥した実を収穫利用する「マルチコーン」を原料としており、パンや菓子などの様々な商品に活用されている。
セコマ?セイコマ?略称論争
「セイコーマート」の略称は「セコマ派」「セイコマ派」に別れていましたが、2016年4月1日付で社名やPBのブランド名をセコマに統一したことで事実上終止符が打たれ、論争も落ち着きました。笑
北海道を中心に茨城県と埼玉県のセイコーマート全店の他、道南の「ハセガワストア」、根室市の「タイエー」、全道の「ハマナスクラブ」など購入することができるほか、その他のエリアでも一般量販店などで取り扱いあり。
また、北海道とその他地域で価格が異なります。北海道は本体価格が185円(8%税込み199・80円)、茨城県・埼玉県・その他エリアでは同210円(同226・80円)。
食べたい方は是非探してみてください。北海道とうきびの魅了を味わいましょう!
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!