アイス評論家のアイスマン福留です。
今回、ご紹介するのは、輪切りパインアイスでおなじみの井村屋と、パインアメで有名なパイン株式会社との共同開発商品。『パインアメアイス』、ファミリーマート限定の商品です。
パッケージも、パインアメの袋のイメージを踏襲したイラスト&デザイン。
パインアメの発売は昭和26年、当時の日本は戦後の傷跡が残っていて、
生のパイナップルはもちろん、缶詰でさえも高級でなかなか食べられなかったそうです。
そこで、”このパイン缶の美味しさを手軽に味わってもらいたい”という思いから開発されたのだとか。
そんなパインアメがアイスになりました。きっと、おいしいことは間違いないでしょう。
袋を開封、パインアイスが登場。通常のパインアイスよりも艶があり、たしかにパインアメっぽい…。
内容量は83ml。同社の輪切りパインアイス(120ml)に比べてやや小さめのサイズ。
このビジュアル・形状を見ただけで、食べる前からテンションが上がります。
さらに、甘くてフルーティーなパインの香り…。そう、これこれ!この香り!
一見、シロップ漬けしたパイン果実にも見えるビジュアル。
放射線状に広がる氷の模様が、本物の果実の繊維に見えます。
これは製法に秘密があり、外側と内側、両方から冷やすことで果実に似た結晶状の模様ができるのです。
早速食べてみると、サクサクっとした食感!甘くて濃厚なパイン味、いや…パインアメの味です。
果汁は5%、輪切りパインアイス(40%程度)に比べて果汁分は低いのですが、これがパインアメ仕様。
果汁分が濃すぎると、パインアイスになっちゃいますからね!(笑)
通常のパインアイスに比べて、たしかに”飴っぽさ”を感じます。
では、この飴っぽさは何なのか…。
本物のパインアメ(キャンディ)には、砂糖と水あめをベースに、パイン果汁のほか、味をまろやかにするために粉乳が使われています。
そして、今回のパインアメアイスには、なんと(通常の輪切りパインアイスには入っていない)水あめ・脱脂粉乳がしっかりと使われているのです。
見た目だけでなく、ちゃんと味にも”違い”をつくるこのこだわり。素晴らしいですね。
いやぁ、なんだかモヤモヤしていたものが一気に吹き飛んで爽快な気分。
今回の商品は、「輪切りパインアイス」ではなく、正真正銘の「パインアメアイス」です。
種別は氷菓。1個あたりに含まれるエネルギーは、81kcal。
今の季節にぴったり。シャリシャリ氷菓。
甘酸っぱい思い出と、パインアメの甘酸っぱい味わいがダブルで楽しめます。
パインアメファンの方も、輪切りパインアイスファンの方も、是非お召し上がりください。
ファミリーマート限定の商品ですよ!
品名 | パインアメアイス 井村屋 |
購入店 | ファミリーマート |
価格 | 93円(税込100円) |
種類別 | 氷菓 |
内容量 | 83ml |
成分 | 画像参照 |
エネルギー | 81kcal |
発売日 | 2014年7月22日 |
好みランク(5) | ★★★★★ ※5段階(最高5つ星)。あくまでも個人的な評価です。 |
ひとことコメント | パインアイスではありません!パインアメアイスです! |