コンビニアイス評論家のアイスマン福留です。
今回は、とってもユニークなアイスをご紹介します。
ネスレ日本株式会社の『バンナナ(BENNANA)』というアイスバー。数量限定(約19万本)販売です。
そして地域限定での販売。エリアは、(東京・千葉・埼玉・茨城・長野・山梨・栃木・群馬・静岡)。
「ネスレ バンナナ」は、名前通り、バナナのように皮をむいて食べる新感覚のアイスバー。
ヨーロッパやアジアなど全世界20カ国で販売されている人気商品。
その「ネスレ バンナナ」が日本に上陸。今、話題になっています。
パッケージは、パープルを基調にした海外で売ってそうなカラー&デザイン。
ぶどうを持ったかわいいサルのイラストが描かれています。
袋から取り出すと、アイスバーが登場。外観の第一印象は、バナナというよりもマンゴーっぽい。
皮には縦に切れ目が入っていています。
内容量は48ml、アイスバーとしてはかなり小ぶり。
ファミリー向け(マルチパック)のようなサイズ。2、3本食べられそう。
外側はゼリー、内側がアイスの2層構造。
食べ方としては、最初にアイスの先端を噛んで、皮をはがします。
すると、皮部分が垂れ下がり下記写真のように”バナナそっくり”なビジュアルになります。
外側のゼリーはプルプル食感!そしてまず最初の驚きポイント。
この皮、マンゴー味でもなくバナナ味でもない。なんと、白ぶどう味風味なんです。
(うわー。だからパッケージでサルがぶどう持ってたのかぁ…)
無果汁ですが、甘酸っぱくて駄菓子系のぶどう味。結構好きな味です。
そして、内側のアイスを食べるとバニラ味のラクトアイスです。
なにーーー!!!バニラ味?! そうです。ここが第2驚きポイント。
これだけ外見がバナナそっくりで、皮まで剥かせて、どっぷりとバナナ気分に浸らせておいて実はバナナじゃない。
思わず、「そんなバンナナァ!!」と商品名を叫んでしまう、、、衝撃のアイスバーです。
メーカーは「バナナの形をしているのにバナナの味がしない意外性も商品の魅力だ」と語っていますが、
いやいや、怪しいもんです。
僕は真実が知りたい。どうしてこうなったのかを…。
でも、おいしかったですよ。
駄菓子系アイス。楽しいし、こういうアイス大好きです。
種別はラクトアイス。原産国は香港。
原料には、脱脂粉乳やホエイパウダー(粉末乳清)なども使われています。
輸入者は、ネスレ日本株式会社インターナショナルフーズ事業本部。
赤城乳業のガリガリ君リッチ コーンポタージュに続く、衝撃的なアイスバー。
でも、海外でも人気になる理由がなんとなくわかります。
この「バンナナ」。アイスにとって重要な要素である”楽しさ”が溢れてますから。
見て楽しみ、皮を剥いて見せびらかして楽しみ、最後に全然バナナじゃなくて裏切られるショック!
こんなエンターテイメント性溢れるアイスは滅多にありません。新感覚という言葉で済ませちゃダメです。
すべてが計算なのか、それともまったく考えていないのか、謎が深まる一方。
「ネスレバンナナ」は、僕らのような一般人にはとても推し量ることのできないとんでもないアイスでした。
ひょっとしたら、この商品を口火に海外のおもしろアイスの輸入が活発になるかも?!
それぐらい話題になる商品でしょう。
ちょっと!とにかくこれ…一回食べてみてください。
品名 | バンナナ ネスレ |
購入店 | ファミリーマート |
価格 | 105円(税込) |
種類別 | ラクトアイス |
内容量 | 48ml |
成分 | 写真参照 |
エネルギー | 記載なし |
発売日 | 2013年10月1日 |
好みランク(5) | ★★★★★ ※5段階(最高5つ星)。あくまでも個人的な評価です。 |
ひとことコメント | 計算?それとも・・・。 |