ガリガリ君リッチポタージュ
こんにちは。アイスマン福留です。
今回は、赤城乳業「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」(以下、ガリポタ)について。
ガリポタは、発売前からインターネット上で話題となり、売れ過ぎてメーカーの販売供給が間に合わず、発売開始からすぐに販売休止となりました。
昨年、同シリーズの梨(以下、ガリ梨)が同じ理由で約1ヵ月で販売休止となりましたが、今回はそれを上回りました。
販売した期間はなんと3日間。販売再開は来春予定だそうです。
■食べた感想は?
さて、ガリポタを食べた人に感想を聞いてみると、賛否両論。ネット上でも「アリ派」と「ナシ派」にキッチリ分かれました。
実際に食べてみてダメだという人の意見を聞いてみると、「コーンポタージュをあえてアイスにしなくていい。」、「後味がコーンポタージュ過ぎて無理」、「粒コーンが特に無理」などなど。中には、そもそも食べたくないという人もいました。
僕も実際に食べてみたが、アリ派でした。リピートして結局8本も食べました。コーンパウダーのせいか、ずっと前に食べた雪印の「とうきびモナカ」を思い出しました。
きっと、僕の場合は食べものに対して好き嫌いが無く、特にアイスに関してはどんなアイスでも好きなのであまり参考にはならないでしょう。(笑)
■赤城乳業らしいアイス
ガリポタの販売を知った時、僕は何だか嬉しかった。何故かというと、これこそ赤城乳業!と、ワクワクさせてくれる商品だったからです。
赤城乳業のコーポレートメッセージは「あそびましょ」。1980年代には、ラーメンアイス(赤城飯店)、カレーアイス(赤城亭)を販売。そして1990年代には赤城史上No.1衝撃アイスと言われている「イクラ丼アイス」が販売されました。
ご飯はポン菓子入りバニラアイス、そしてイクラはオレンジゼリー。この頃、パロディー系アイスが各社からたくさん出ていた事もあるが、「イクラ丼アイス」はさすがに突き抜けていました。
■アイスは美味しさだけでなく楽しさも!
幼い頃に食べて印象に残っているアイスは、ワクワクするような楽しいアイスが多かった。そう、アイスはエンターテイメントなんだと思います。
最近は原材料にこだわった上質なプレミアムアイスクリームが流行ですが、昔ながらの素朴な味も、コンセプト勝負の斬新な商品も、それとはまた違った魅力を持っています。
今回のガリポタは、ある意味アイスの可能性を広げてくれた革命的アイスと言えるでしょう。
ソーシャルメディアがこれだけ普及しているのですから、味はもちろん、話題性のある商品はクチコミでどんどん広がります。
これを機に、斬新なアイスや、懐かしい復刻版アイスなど、楽しいアイスが各社からたくさん出るといいなぁ・・・。