こんにちは&こんばんは!アイスマン福留です。
井村屋の人気商品「やわもちアイス」シリーズに待望の生八ッ橋味が登場しました!さっそくご紹介します!
井村屋『やわもちアイス 生八ッ橋味』
京都の定番土産「生八つ橋」。あの味をアイスにしてほしい…ずっと思っていました。そんな期待に井村屋が応えてくれたのが、今回紹介する限定フレーバーです。
井村屋の「やわもちアイス」シリーズは、冷凍状態でもやわらかいもちと和の素材を掛け合わせた、まるで甘味処の逸品をそのままカップに閉じ込めたような和スイーツアイス。京都土産の代表格・生八ッ橋の風味を見事に再現した今回の新作は、八ッ橋ファンとしては見逃せない一品です!
やわもちアイスとは
やわもちアイスシリーズは「甘味処の和スイーツを、おうちで。」をコンセプトに、2012年に誕生した井村屋の人気アイスシリーズ。冷凍下でもやわらかいおもちをはじめ、さまざまな素材を豪華に重ねた贅沢な和スイーツアイスです。カップタイプをはじめ、モナカタイプ、マルチタイプなども販売されており、2018年からは「Fruits」シリーズも展開。2024年3月にリニューアルし、おもちはさらにやわらかく、アイスとあんは甘さが控えめな飽きない味わいに。同社の看板アイス「あずきバー」に続く代表的な商品に成長しています。
パッケージデザイン
深みのある橙色のパッケージには、京の風情を感じさせる五重塔のシルエットと、堂々とした「やわもち」のロゴ。そして、アイスの断面が大きく描かれ、その魅力がひと目で伝わります。生八ッ橋らしいもちのビジュアル、たっぷりのきな粉、つぶあん、そしてアイスのハーモニー。見ているだけで香ばしいきな粉とニッキの香りが漂ってきそうです。
環境に配慮した容器設計
容器は高さのある紙カップ仕様で、内容量は130mlとなっています。
容器の変更からみる企業姿勢
最近、プラスチックごみ問題が注目されている中、井村屋「やわもちアイス」も環境負荷を低減するため、2020年にリニューアルを実施。カップ容器をプラスチックから紙へと変更しました。
この紙容器の採用により、サステナブルな取り組みを意識した地球に優しいアイスへと進化を遂げています。リニューアルに合わせて内容量も140mlから現在の130ml仕様になりました。
紙カップ容器の側面には構造図がプリントされており、素材や構造がわかりやすく説明されている点も親切ですね。
蓋をはがすと
カップアイスの蓋をはがすと、驚くほど細かいきな粉が全面に広がります。一面銀世界…ではなく一面「金世界」とでも言いましょうか。思わず息を呑むほどの美しさです。
きな粉の量が驚異的!
ほのかにニッキの風味を感じるきな粉の下には、ぽこぽこと丸みを帯びたおもちのシルエットが5つも贅沢に浮かび上がり、もはやアイスというよりは本格和菓子の佇まい。表面は上品な和菓子そのもののような美しさです。「きな粉がかかっている」というより、「おもちやアイスがきな粉の中に埋もれている」という表現のほうが的確なほど、きな粉の層が豊かに広がっています。スプーンを差し込む前から、その香ばしさと贅沢さに期待が高まります。
ひと口目の衝撃
スプーンを差し込むと、ふわりと舞い上がるきな粉。香ばしい香りがふんわりと鼻をくすぐります。その下には、ねっとりとやわらかい粒あんともちがたっぷりと詰まっています。
口に入れた瞬間、まず広がるのはニッキの香り。シナモンとは異なる和のスパイスがきな粉と混じり、ほんのりと甘いアイスとあんこと混ざり合い、どこか懐かしくも新鮮な味わいを生み出します。
おもち増量
「やわもちアイス」という名にふさわしく、おもちは驚くほどやわらかく、冷凍とは思えないほどもちもち。さらに、あんよりも生地の割合が多い専門店の生八ッ橋の特徴を参考に、通常のやわもちアイスシリーズの商品よりも、おもちを増量しています。
井村屋のお家芸であるつぶあんは自社炊き。甘さ控えめで、ほくほくとした小豆の風味がしっかり感じられます。小豆に特化したメーカーだけあって、さすがのクオリティです。
アイスミルク規格のアイスは、アイスは北海道産生クリームをベースに、生八ッ橋の味わいを再現するために厳選した桂皮※を配合したニッキ風味で、全体の調和を壊さない絶妙なバランス。ニッキ風味のアイスは市場ではほとんど見かけないため、貴重な味わいと言えるでしょう。※桂皮(けいひ)とは:シナニッケイと呼ばれるクスノキ科の植物の樹皮。薬用や香辛料などとして食用に使用され、八ッ橋やアップルパイ、シナモンロールなどのお菓子に使用されています。
味のバランスと食感
全体の構成は4層。トップのきな粉、もち、つぶあん、そしてアイス。この組み合わせが、まさに生八ッ橋そのもの。噛むたびに異なる層が舌の上で溶け合い、甘さ、香ばしさ、スパイス感が次々に現れます。特にニッキの風味は食べ進めるほどに心地よく、甘すぎず、最後まで飽きさせません。
また、和菓子のように口に運ぶたび、異なる味わいが広がるのが楽しいのもポイント。あるひと口はおもちが主役に、次のひと口はつぶあんの優しい甘みが際立つ。最後のひと口には、アイスの冷たさとニッキの余韻が心地よく残ります。生八つ橋ラバーの期待を裏切らない、しっかりと本物の味を再現したクオリティに、思わず唸ってしまいました。
価格と販売情報
製造、販売ともに井村屋。アイスクリーム市場で相次ぐ値上げが続く昨今、この贅沢な品質で税込183円という価格設定は、正直驚きの安さです。
スーパーやコンビニで手軽に買えるのも魅力です。季節限定商品なので、気になる方は早めにゲットするのが吉。
今回ご紹介した『やわもちアイス 生八ッ橋味』は、ただのアイスではなく、小さなカップに詰まった「京都の風情」。甘さを抑えつつも満足感のある味わいで、生八ッ橋好きはもちろん、和スイーツファンにはたまらない一品です。冷たいのにやわらかい。アイスなのに和菓子。その不思議な心地よさを、ぜひ一度味わってみてください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!