こんばんは!アイスマン福留です!
みんな大好き!森永乳業のロングセラー「ピノ」から3年ぶりにコーヒーフレーバーが登場したのでご紹介します!
森永乳業『ピノ 香り湧き立つカフェラテ』
今回発売された「香り湧き立つカフェラテ」は、ピノの期間限定フレーバー。「コロンビアスプレモ」と「エチオピアモカ」、こだわり抜いた2種類のコーヒー原料を使い、本格的で奥深いカフェラテの味わいを表現したフレーバーです。ピノの「コーヒー」フレーバーは実に3年ぶりの登場です。コーヒー好きには嬉しい新作ですね。
パッケージは、ピノの基本デザインを踏襲しつつ、ピノとカフェラテ、さらにコーヒー豆のイメージを数多く散りばめたカフェ感あふれるデザインです。
ピノ
「ピノ」は1976年に発売した森永乳業の看板商品。1970年代の日本ではカップやコーン、バーが主流でした。この背景から、森永乳業は「今までに無い新しいスタイルのアイスの提案をしたい」と考え、当時技術的に先進的だった米国のアイスクリーム産業を視察。そこで目にした小粒のアイスをヒントに、日本で開発をスタート。目指したのは、子供から大人まで食べられるような一口サイズだったそうです。
そして1976年、「ピノ」が誕生。ブランドのコンセプトは「一粒のしあわせ」。滑らかなアイスと口の中で良い感じに溶けるチョコが絶妙なバランスで一体となる一口サイズのアイスです。2023年10月には、発売から48年目を迎えるロングセラーブランド。また、家族みんなで楽しめるマルチパック(箱アイス)の販売は、1992年から始まりました。
箱の側面には「OPEN」の文字。いわゆるスタート地点です。そう、ここからピノの物語が始まります。(ワクワク…)
蓋をバリバリっと開封すると、内側には今回のフレーバー「香り湧き立つカフェラテ」のネーミングに関する意味と説明が書かれています。
レトロネーザル・アロマ(Retronasal Aroma)の説明がびっしり。開発担当者の想いが強すぎて文書量が尋常じゃありません。なんと、ピノが収まっているプラスチック製トレイの裏側まで続きます。これはなかなか無いレアパターン!(笑)アイスパッケージコレクターとしては嬉しい限りです。
以下、森永乳業開発担当者様からの説明の要約になります。
今回発売した「ピノ 香り湧き立つカフェラテ」は、「レトロネーザル・アロマ※」をテーマに開発しています。 ※「レトロネーザル・アロマ(Retronasal Aroma)」とは、「口中香」などと訳され、口や喉を通して感じる香りの事で、「戻り香」「あと香」などとも呼ばれて います。人間は外部から鼻を通して感じる香りだけでなく、食べ物などを口にした時に喉から鼻に抜ける香り、いわゆる「レトロネーザル・アロマ」を 感じ取る事ができ、舌で感じる味覚とあいまって、「風味」を楽しむ事ができると言われています(なお、鼻で嗅ぐ香りは「オルソネーザル・アロマ (Orthonasal Aroma)」と言い、「立ち香」などと呼ばれています)。
なるほどなるほど。知りませんでした。勉強になります!
プラスチックトレイには6個のピノがズラリと並んでいます。
ピノのピックには番号が割り振られています。このピックについている番号を確認して、公式サイトにアクセスすると、「今日のあなたの成分」がチェックできるので、ぜひ試してみてください。
今ではみんな当たり前にピノをピックで食べていますが、チョコで手が汚れないようにと、ピックで食べるスタイルを発案し、それを世に浸透させるという偉業を成し遂げたのもピノなのです。
チョコレートでコーティングされているので、ビジュアルは普段食べているピノと変わりません。こうしてアイスをチョコで完全にコーティングすることで、アイスの形が融けて崩れるのを防いでいます。
ピノというネーミングは、小さくて可愛らしい形をイメージして、イタリア語で「松ぼっくり」を意味する言葉をもじって“Pino(ピノ)”と命名されました。また、口を開けたときの形をヒントに円錐台の一口形状として設計されています。
ひとつぶ食べると、コーヒーの香りが口の中いっぱいに広がります。「香り湧き立つカフェラテ」という商品名に納得です!甘さの中にキリッとした苦みがあり、思ったよりも大人の味。「コロンビアスプレモ」と「エチオピアモカ」、こだわり抜いた2種類のコーヒー原料と、ピノのこだわりのひとつでもあるこだわりの乳原料とバランス良く調和した本格的で奥深いカフェラテ味は至極の一粒です。また、外側のチョコとカフェラテアイスの相性も抜群です。
73:27の割合
コロンビアスプレモとエチオピアモカは焙煎度合いを変えており、73:27の割合でブレンドしているのだそうです。この比率が、クセがなく程よく苦味のあるオーソドックスでなじみ深いコーヒーでありながらも、ほのかに酸味も感じられる絶妙なバランスのコーヒー風味を表現しているのだとか…。
もう、この辺のコーヒーのマニアックな話になると素人はついていけませんが、実際に食べてみて、喉から鼻に抜ける香り「レトロネーザル・アロマ」についてはよく理解できました。まさに、香り湧き立つカフェラテ味です。
1年間で地球1周分のピノが消費されている
1年間に食べられているピノの数は…なんと約11億粒※!なんと横に並べると「地球約1周分」になるんだそうです。(※2019年4月~2020年3月の森永乳業の出荷実績に基づく)
みんなピノが大好きなんですね!
チョコとコーヒーの相性って抜群ですよね!見た目はとってもシンプルですが、小さなひとつぶに、たくさんのこだわりが詰まっています。開発担当者さんの熱い想いが良いスパイスになり、普段よりも一層おいしく感じました。(笑)コーヒーフレーバーが好きな方には見逃せないフレーバーです。是非見つけたら食べてみてください。バリうまですよ!
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!