コンビニアイス評論家のアイスマン福留です。
最近はずいぶん涼しくなり、朝晩はもう肌寒いくらいですよね。
アイスの季節はもう終わり・・・?
いやいや!アイス好きにとってはこれからが楽しい季節。
アイスの新商品がたくさん登場するのは、大きくわけると春と秋の年2回。
今の時期は新商品の秋冬フレーバーがじゃんじゃん登場しているんです。
今回は、そんな秋冬フレーバーを代表する、ロッテ『雪見だいふく』の新作をご紹介します。
ロッテ 『雪見だいふく ちょこ&くっきぃ』。
昨年、クッキー&クリームが発売されましたが、今年はちょこ&くっきぃ!
通常版は赤を基調にしていますが、今回の商品は青。
アイスにも関わらず冬アイスとして打ち出して暖色系の赤をつかった通常版雪見だいふくのイメージが浸透しているからこそ、青のパッケージが新鮮に感じるのでしょう。
パッケージデザインは全部で3種類。ウサギのポーズが違います。
全体イメージはこんな感じ。 ↓
レアデザインパッケージ
上記3週類のほかに、実はレアデザインパッケージも存在するんです。
どの辺が、レアだかわかりますか?
そう!うさぎの左上の雪が、ハート型の雪玉になっているんです。
このパッケージは、12個にひとつ。パッケージマニアにはたまりませんね…。
フォークにもレア柄が?!
雪見だいふくでは、おなじみのピンクのフォーク。
このフォークの手元には、ハートが1~3個刻まれている。
このハートの数が、運勢占いになっています。(今回はハート2個!)
実は、このフォークにも『レア柄』があるのです。(芸が細かい!)
こちらも気にしてみてください。
雪見だいふくを取り出してみました。
おもちが薄く、中のチョコレートアイスが透けていますが、おもちはチョコ味ではなく、普通のおもち。
しかし、雪見だいふくのビジュアルはいつみても素晴らしい!
この、おもちの”のび”!
冷凍下でもこのやわらかさ。今はあたり前になっていますが、すごいことですよね。
中には、ココアクッキークランチをたっぷり混ぜこんだチョコレートアイス。
苦味は少なく、やさしいミルクチョコレートの風味。通常のバニラとはちがった魅力。
カカオの効いたチョコレートアイスのなめらかな食感の中に、しっとりとした食べごたえのあるココアクッキーがたっぷり。
アイスとクッキーの組合せはもちろんおいしい。
それをおもちで包むことで雪見だいふくにしかない独自性が生まれる。
あらためて、もちの存在感と、雪見だいふくという商品の強さを感じました。
雪見だいふくは、”とけ具合”でまるで別のアイスか!というくらい味わいが違います。
冷凍庫から出して5~10分置いてから食べてみましょう。
おもちがさらにやわかくなり、中のアイスのなめらかさも増して、さらにおいしくいただけます!
種別はラクトアイス規格。カロリーは2個で156kcal。
雪見だいふくファン、チョコレート好きの人には見逃せないフレーバー。
おもちの中にチョコアイスとクッキーを入れて食べたら……。
普通に考えても、おいしくないわけないですね。
気になる方は是非一度食べてみてください!
Have a ICEday!!
雪見だいふく
雪見だいふくの販売開始は1981年。その前年の1980年に、博多の銘菓をヒントにマシュマロでアイスを包んだ「わたぼうし」が前身となり誕生しました。 冬季のアイス売上増という問題を打破するためにロッテでは1975年ごろからアイスクリーム新商品の開発をスタート。 あえて売れない「冬」を狙って、他社にない斬新なオリジナリティを追求するという難題にチャレンジしたそうです。 マシュマロで黄身あんを包んだ和菓子「鶴乃子」(つるのこ)というお菓子をヒントに生まれました。それが上記の「わたぼうし」。 でも、マシュマロ自体が日本人に合うか、もっと日本らしさを追求しようと開発されたのが、和菓子に使われるお餅。しかしお餅は冷やすと硬くなってしまう。 研究に研究を重ねて生まれたのが、今のもちもちの「雪見だいふく」なのです。