コンビニアイス評論家のアイスマン福留です。
最近は、健康志向・健康食ブームということもあり、アイスクリームもヘルシーな商品が登場しています。
今回ご紹介するのは、ハーゲンダッツの新商品(新シリーズ)。
なんと!野菜を使ったアイスクリーム 『Spoon Vege(スプーンベジ)』。
ハーゲンダッツは、今年で創業30周年を迎えますが、今までにはないコンセプトの商品です。
今回登場した2種類(キャロットオレンジ・トマトチェリー)は濃厚なアイスクリームと野菜&フルーツの組み合わせ。
実際に食べてみないと味が想像できません。
まずは、キャロットオレンジからご紹介します。
ハーゲンダッツ定番のブランドカラー、バーガンディーレッドのカップ。
パッケージは、鮮やかなオレンジと緑色の組み合わせ。
野菜&フルーツのフレッシュ感が伝わり、とっても食欲をそそるデザインです。
内容量は110ml、リニューアル後の通常のミニカップと同じ容量。
ただ、通常ミニカップに比べて、高さがあり、細長い形状になっています。
白地の内蓋(フィルム)には、ハーゲンダッツのブランドロゴがしっかりと刻まれています。
フィルムをはがしてみると、とっても色鮮やかなアイスクリームが登場。
ニンジンとオレンジです。
今までのハーゲンダッツの商品同様、クリームと脱脂濃縮乳を使用。
濃縮ニンジン汁、濃縮オレンジ果汁、オレンジパルプ(繊維)、オレンジ果皮などが使われていて濃厚な味わい。
オレンジの風味が強く、甘みのあるニンジンの風味もしっかりと楽しめます。
まるで、濃厚なフルーツ・オレのような味わい。
こういった野菜を使用したジェラートやシャーベットは今まで結構食べてきましたが、
濃厚なアイスクリームとの組み合わせもいいですね。
それぞれの素材のおいしさを活かし、絶妙で最高のバランスが楽しめる。さすがハーゲンダッツ。
思ったよりも濃厚、そして予想をはるかに上回るおいしさでした。
種別はアイスクリームグレード。1カップ(110ml)あたりのエネルギーは206kcal。
キャロット&オレンジ。
ニンジンが嫌いな人でも、これは大丈夫なんじゃないでしょうか。(たぶん)
新シリーズとして、今後のフレーバーが大変楽しみです。
野菜を使ったアイスクリームをハーゲンダッツが手掛ける。
このインパクトは大きいですね。
野菜アイスというジャンルがしっかりと定着しそうな予感がします。
まだ食べていない人は、是非一度。
ハーゲンダッツについて(情報元:wiki)
《ハーゲンダッツとは》
ハーゲンダッツ (Haagen-Dazs) はアメリカのアイスクリームのブランド。現在アメリカ合衆国とカナダでは、ネスレ社グループのドライヤーズ社(本社、米国オークランド)が製造、販売している。日本では、サントリーの関連会社(タカナシ乳業も一部出資している)であるハーゲンダッツジャパン株式会社が販売しています。
《ハーゲンダッツの起源》
1920年代にポーランドからのユダヤ系移民ルーベン・マッタス(Reuben Mattus)とその妻ローズ・マッタスが、アメリカ合衆国のニューヨーク市ブロンクス区で、アイスクリームの行商を荷馬車で始めたのが起源。
《大人向けのアイスクリームとして》
日本第1号店が開店した際には、長い行列ができたことが話題となりました。当時日本ではアイスクリームは子供の食べ物という概念があり、ハーゲンダッツは大人の高級アイスクリームというイメージを打ち出すため、テレビCMを作成。大人の消費者の獲得に成功した。また、先行していたレディーボーデンがパイントしかないなか、1食分をコーヒー1杯程度の価格で販売するミニカップを主力に据え、手軽に購入できるようにしたことも拡販に一役買っている。 たまにスーパー等で多少割安されて販売はしていますが、基本的に高級アイスクリームとしてのブランド力を維持するために大幅な値引き等はしていない。この辺は大きなポイントですよね!
品名 | ハーゲンダッツ スプーンベジ キャロットオレンジ Haagen-Dazs |
購入店 | セブンイレブン |
価格 | 284円(税込) |
種類別 | アイスクリーム |
内容量 | 110ml |
成分 | 無脂乳固形分:7.0%|乳脂肪分:8.5%|卵脂肪分:0.7% |
エネルギー | 206kcal |
発売日 | 2014年5月12日 |
好みランク(5) | ★★★★★ |
ひとことコメント | 未来を感じるシリーズですね。 |