コンビニアイス評論家のアイスマン福留です。
今回ご紹介するのは、ロッテのロングセラー人気アイス「雪見だいふく」のスペシャリテ第1弾。
冬春季限定!ロッテ 雪見だいふく スペシャリテ とろ~りカラメルのプリン。
スペシャリテ(specialite)シリーズは、「ご褒美感」と「とろ~り感」を特徴にした
通常の雪見だいふくよりもちょっとリッチな期間限定フレーバー。
昨年(2012年)はスペシャリテシリーズとして、トリプル生チョコレート、ベリーレアチーズケーキ、
生チョコティラミスの3種類が発売されました。
そして、今年は第1弾として、今回ご紹介する とろ~りカラメルのプリン が登場。
スペシャリテらしい高級感のあるゴールドパッケージ。
おなじみ楕円型のパッケージ。内容量は94ml(47×2個)。
付属のフォークは、グリーンではなくピンク色。
ご存知の方もいるかもしれませんが、11月18日は『雪見だいふくの日』。
下の写真を見ていただいて、縦にすると「18」という数字に見えます。
いい雪見・・・という事で「雪見だいふくの日」・・・なんです。
雪見だいふくといえば冬!というイメージもすっかり浸透しています。
2個入りの雪見だいふくは、毎年9月頃から翌年の4月頃まで発売されます。
見た目は、カラメル色。実際にカラメルソース入りのおもちです。
冷たくてもやわらかい雪見だいふくには、砂糖の量によってかたさを調整できる「ぎゅうひ」を使用しているのと、
ロッテ独自の製法によって、冷凍してもやわらかい、あの”もちもちの食感”が楽しめます。
カラメルソース入りのおもち、カスタードアイス、真ん中にはカラメルソースの三層構造です。
カラメルソース味のおもちは薄くてよく伸びます。
そのおもちに包まれたカスタードアイスはミルクの風味と卵のコクが楽しめて、とってもマイルドな味わい。
そして、中央に入ったとろとろのカラメルソースは、甘くてほろ苦くカスタードアイスの風味とよく合います。
三層の味がしっかりと混ざり合い、カスタードプリンの味が楽しめる雪見だいふく。まさにスペシャリテ。
冷凍庫から取り出して5~10分ぐらい時間を置くと、アイスとカラメルソースがよくなじみ、食感も変わります。
おもちも更にやわらかくなるのでおすすめです。
種別はアイスミルク規格。1個あたりに含まれるエネルギーは83kcal!ふたつなので166kcalですね。
元々、「冬に愛されるアイス」を目標に開発された雪見だいふく。
今ではしっかりと定着し、雪見だいふく=あたたかい部屋で食べる冬アイスというイメージが出来上がっています。
雪見だいふくが誕生したことで、世の中に”冬にアイスを食べる”というイメージをつくりあげた事は、
アイスクリーム業界全体にとって大きな功績といえるでしょう。
そう考えると…雪見だいふくってすごい商品ですよね!
今回は、通常の雪見だいふくとは、また違った魅力をもった特別仕様の「スペシャリテシリーズ」。
アイス好きには見逃せませんね。
雪見だいふくファンはもちろん、プリン好きの方、スイーツ好きの方は是非一度食べてみてください。
スペシャリテ、次の味も楽しみです。
期間限定の貴重な味ですので、食べるなら今のうちですよ!
雪見だいふく
雪見だいふくの販売開始は1981年。その前年の1980年に、博多の銘菓をヒントにマシュマロでアイスを包んだ「わたぼうし」が前身となり誕生しました。 冬季のアイス売上増という問題を打破するためにロッテでは1975年ごろからアイスクリーム新商品の開発をスタート。 あえて売れない「冬」を狙って、他社にない斬新なオリジナリティを追求するという難題にチャレンジしたそうです。 マシュマロで黄身あんを包んだ和菓子「鶴乃子」(つるのこ)というお菓子をヒントに生まれました。それが上記の「わたぼうし」。 でも、マシュマロ自体が日本人に合うか、もっと日本らしさを追求しようと開発されたのが、和菓子に使われるお餅。しかしお餅は冷やすと硬くなってしまう。 研究に研究を重ねて生まれたのが、今のもちもちの「雪見だいふく」なのです。