コンビニアイス評論家 アイスマン福留です。
今回ご紹介するアイスは、セブンイレブンで販売されている センタン 大阪名物 みたらし庵。
甘辛いみたらしだれの味わいと、アイスを組み合わせてしまったユニークな商品です。
製造者の林一二株式会社は、センタンブランドとして人気チョコクランチバーの「チョコバリ」をはじめ、
トマトアイスバーなど、アイスマニアの心を揺さぶる尖がった商品を提供する大阪のメーカーです。
今回の「大阪名物 みたらし庵」も、賛否両論、意見が真っ二つに分かれそうな斬新なコンセプトの商品。
パッケージには水墨画のような、味のある絵が描かれています。
そして、大胆に筆文字で書かれた商品名、イメージ写真。購買意欲をくすぐられるデザインです。
袋から出すと、さっそく甘辛い醤油の香りが漂います。
ミルクアイスの上に、みたらしコーティング。スリムな形状のアイスバー。
この系統のアイスを食べたことのない人は、きっと味の想像がつかないでしょう。
食べる前にワクワクドキドキしてしまいますね。
こうしてずっと見ていると、ほんとにみたらし餅・団子に思えてきます。
内容量は90ml、アイスバーとしては平均的なサイズです。
実際に食べてみると、見た目以上に、味のインパクトがすごい!
外側は、みたらしコーティング。その下にはサクサクとした食感のミルクアイスキャンディー。
さらに内側に、甘辛い醤油風味のみたらしソース、そしてお餅。
なんと4層構造!和風のもち系アイスです。
みたらしソースとコーティングの味は結構濃厚。そう、アイス専用の醤油ってご存知でしょうか?
食べたことのある人は想像できると思います。そう、アイス専用醤油をかけたアイスの味です。
お餅はやわらかくて弾力があり食感がいい。そして何よりも食べていて楽しい。
みたらし団子とミルク味のアイスを、同時に食べているような、不思議な気分になります。
これは、かなり受け入れ力(うけいれりょく)が求められるアイスバーですね。
他社商品ですが、赤城乳業のガリガリ君リッチ コーンポタージュ味も同じチャレンジ系アイスです。
コーンポータジュという名前を聞いただけで、先入観で食べられない人も大勢いますからね!
うん、これは完全に玄人(マニア)向け?の味です。
種別はラクトアイス規格。もち粉、砂糖、醤油、食塩、なるほど!と思える原材料。
1本(90ml)あたりに含まれるエネルギーは150キロカロリー。
和風アイスが好きな方・・・という括りではなく、「変わった味・ユニークなアイスを食べたい!」
という、好奇心旺盛な方、冒険心のある方におすすめしたいチャレンジ系アイスです。
おもちを使ったアイスというと、ロッテの雪見だいふくを思い浮かべる人が多いと思いますが、
アイスバーのおもち系アイスは、今回ご紹介したセンタン(林一二)と、福岡の丸永製菓がツートップです。
この、おもちの弾力・食感って日本人は大好きなんですよね!
昔だったら考えられない、こんなに冷たいのに驚くほどやわらかいおもちアイス。
アイスの進化、技術革新、メーカーの努力と探究心などがうかがえる素晴らしい商品です。
こういった楽しいアイス。今後もどんどん出して欲しいものです。
ご興味のある方は、ご近所のセブンイレブンで探してみてください!
品名 | みたらし庵 センタン |
購入店 | セブンイレブン |
価格 | 126円(税込) |
種類別 | ラクトアイス |
内容量 | 90ml |
成分 | 写真参照 |
エネルギー | 150kcal |
発売日 | 2013年9月3日 |
好みランク(5) | ★★★★☆ ※5段階(最高5つ星)。あくまでも個人的な評価です。 |
ひとことコメント | 食べたい人はセブンイレブンへ! |